今回は末端価格についてお話します。
先に断っておきますが、この記事の内容は全てフィクションであり、私が昨晩見た夢の話を書き連ねているだけであります。
所謂、“実在の人物や団体などとは一切関係ありません”というやつです。
そもそも末端価格という言葉に馴染みの無い方もいらっしゃると思うので、簡単に説明させて頂きます。
末端価格とは、消費者に渡る段階での最終的な価格の事を指し、麻薬の場合、クラブや路地裏で売り買いされている値段と考えて良いでしょう。
末端価格は誰が決めるのか、という疑問をよく耳にしますが、“警察が押収した際に発表している価格”を参考に取引が行われているのが現状ではないかと思います。
具体的な末端価格についてですが、ブローカーをしているとある先輩から聞いた話ですので、飽くまで参考程度に…。
末端価格と言っても地域によって多少の差があり、薬物の質によっても大きく変動することを、左脳の片隅にパッキングしてください。
覚醒剤、1gあたり60000円。
乾燥大麻、1gあたり6000円。
大麻樹脂、1gあたり8000円。
MDMA、1錠あたり4000円。
LSD、1枚あたり5000円。
コカイン、1gあたり40000円。
ヘロイン、1gあたり80000円。
マジックマッシュルームやシンナー、また笑気ガスについては、国内でルートが整備されておらず、参考にならない為省略します。
新大久保の路地裏でキノコを売っていた自称タイ人の男は、けろけろけろっぴのパケをチラつかせ6000円などと謳っていましたが、如何に…。
けろけろけろっぴのパケというのは、隠語でも何でもなく、あの可愛らしい蛙のキャラクターが実際に印刷されているものです。
初めて購入する客を安心させる為なのか、それとも単に売人の間で流行っているのか、定かではありませんが、最近やたらとサンリオキャラクターのパケを目にします。
乾燥大麻はここ十数年で価格が高騰した印象を受けます。
運び屋の知人曰く、嵩張る割に儲けが少なく、また買い手も減少傾向にある為、以前の価格では食っていけないとのこと。
大麻樹脂については、私も実物を未だ見たことがありません。
乾燥大麻に比べ、国内で出回っている数が極端に少なく、喫煙具専門店でもワックス専用のヴェポライザーを余り見掛けません。
LSDに関しては取り扱っている売人を探すだけで一苦労です。
ヘロインにも言えることですが、飛びが日本人好みではないのでしょう。
需要の少ない麻薬は、供給量が下がり価格が高騰し、益々入手が困難になってしまいます。
国や地域における薬物の趣向については、後々別の記事で取り扱いたいと思っています。
以上簡単な説明となってしまいましたが、もしあなたが売人に麻薬の話を持ち掛けられた際は、“カモられていないか”確認してみてください。